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2020/04/06 13:19

こんにちは。


デザイナーの武石です。


今回の【デザイナー’s Blog】は、『春の風を纏うオーバーコートのおはなし(後編)』です。

Coat : INDIGO LINEN STRIPE OVER COAT ¥46,000 +tax (NAVY)
Shirt : GABARDINE OPEN COLLAR H/S SHIRT ¥20,000 +tax (KHAKI)
Pants : INDIGO LINEN STRIPE GATHERED PANTS ¥23,000 +tax (NAVY)


前編ではnewスタッフ安瀬の笑顔とともに、デザインのポイントや造り、生地についてお話ししたのでした。


唐突ですけれども、みなさんはどんな格好をしているのだろう。なう。


花冷えと言いますでしょう。
アパレルの人間にあるまじき発言ですが、ウールのセーターとか着たいんです、わたし本当は。
でもそういう訳にはいきませんでしょうね・・。


アウターはこのオーバーコートがあるので万事OKなのですけれども、
毎朝「着るものが無いーーー!!!」と、タンスというタンス、クローゼットというクローゼット(そんなに無い)を開けては閉め、開けては閉めて「遅刻ギリセーフ」との戦いを繰り広げておるのです。


着るもの、たくさんあるじゃんよ。


いや、無い。いっこも無い。


という一人芝居。


あるあるですね。


私のどうでも良い近況報告がひと段落したところで、本題に戻りましょう。
 

自分で言うのもなんですが、この時期つくづくこういうコートが重宝するよなぁと日々実感しております。


今回は、お色違いをご紹介しようと思います。


カーキですね。よーい。


Coat : VINTAGE TWILL OVER COAT ¥45,000 +tax (KHAKI)


男性にも女性にも似合う暗めのトーン、渋目のカーキをチョイス。


こちらは前回ご紹介したベージュと同じ生地ですが、ベージュよりも、なんというかクール。






先週の土曜はたまたま私が店頭に立っていたのですが、そこに続けていらした別々のお客様がたまたま2名様ともこちらのオーバーコートをお求めに。おーー。


お一人はベージュ、お一人はカーキを。


ベージュの方は私も存じ上げる奥様と兼用なさるとのことでしたので、それでしたらベージュを!と即回答。


カーキの方は20代前半のお若い年代とお見受けしましたので、ここはひとつカーキで大人っぽくクールに決めては、とご提案差し上げました。

私がデザインした服でかっこ良くなってゆかれる姿というのは、本当に嬉しいものです。


そのためにデザインしているのですからね。
冥利に尽きるというもの。


それで、こちらも必ず迷われる、リネン(麻)インディゴシリーズですね。
ひとつはストライプ。この奥ゆかしい柄の出方、うっすら見えますでしょうか。

Coat : INDIGO LINEN STRIPE OVER COAT ¥46,000 +tax (NAVY)

そしてもうひとつは地柄のヘリンボーンであります。
こちらの方がインディゴが深いんですよね。


Coat : INDIGO LINEN HERRINGBONE OVER COAT ¥46,000 +tax (NAVY)


どちらもリネンの素材を岡山のインディゴ染め工場で染め上げて貰っています。


インディゴならではの深いブルーが本当に綺麗です。


インディゴは麻との相性が抜群なんですよね。
私個人的には、他のどの素材よりも麻×インディゴの組み合わせがベストマッチングだと密かに思っている


麻は通気性も抜群。『天然の機能素材』なので、この後気温が上がってきても怖いもの無し。
梅雨時期の高い湿度の中でも快適に過ごせるのです。
汗を吸ってどんどん逃がし、新しい空気を通気するなんて良く出来た子です。ほんと。


麻といえば、一押ししたいのがこちら。(全部イチオシしたいけどさ)



ギンガムチェック!!
こちらはシャツとのセットアップがお楽しみ頂けます。わーお、かわいい。


Coat : LINEN OVER COAT ¥46,000 +tax (GRAY)
Shirt : LINEN GINGHAM OPEN COLLAR H/S SHIRT ¥21,000 +tax (GRAY)
Pants : SHADOW GRENCHECK TUCK PANS ¥23,000 +tax (BLACK)


全体像はこんな感じ。
Coat : LINEN OVER COAT ¥46,000 +tax (GRAY)



衿の空き具合には大変なこだわりを持って設計していますが、


こんな風に前を閉じても良し、なんとも男前。



使用されている生地は、ご覧の通りシャツ生地としても使えるほどの厚みなので、とっても涼しい〜。


かつ軽やか。


このようにふわ〜っと風になびく様もステキ。




着丈は長いですが、毎度お馴染み、軽量化に命をかけたので軽くて驚くほどストレスフリーです。


冬のコートを脱ぎ捨てたなら、春ならではのアウターを是非とも楽しんで欲しいです。


今は貴重なお出かけの機会、せっかくですから気持ちが上がる出で立ちで楽しみたいですね。


さて、当Blogでは、出来るだけ沢山の画像を織り交ぜた分かり易い説明を心がけておりますが、
「実際に生地に触ってみたい!」「やっぱり試着はマストです。」
という方には是非、下記ショップへのご来店をおすすめ致します。

KICS DOCUMENT. Atelier Shop
営業時間:12:00~19:30
※オープン日は公式Instagramストーリーズアーカイブよりご確認下さい
150-0001 
東京都渋谷区神宮前1-1-1
原宿タウンホーム503

ご来店、お待ちしております。

Who we are ?

生地・ボタン・パターン・縫製・加工、全てに日本の職人技術が宿ったAll Made in Japanブランドとして、自信を持ってプロダクトを提供します。

Kics Document. / KHONOROGICA provides products all made in Japan. All fabrics, buttons, pattern-making, sewing and finishing are made and done using the highest techniques of Japanese craftsmanship.